そもそも界面活性剤って?【簡単解説】

そもそも界面活性剤って?【簡単解説】
界面活性剤と聞くと、なぜか良からぬものと思いがち

そもそも界面活性剤って?

界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせるものです。
難しくいうならば、ひとつの分子の中に「水になじみやすい部分(親水基)」と「油になじみやすい部分(親油基」の両方をあわせもつという特徴をもっています。
最近ではよく、合成界面活性剤という言葉から、界面活性剤という言葉もあまり良くないものとして認識されがちですが、何からできているかとか、何になるかが問題で、界面活性剤自体は悪いものではなく、これがないと私生活でかなり困ります。
顔も頭も洗えないし、掃除しても中々汚れが落ちないなど・・・

界面活性剤の種類

界面活性剤には大きく分けると

・自然界に存在する【天然界面活性剤】
・石油や植物などの原料で人工的につくられた【合成界面活性剤】

があります。

 

*界面活性剤に種類についてさらに詳しくはこちらの記事へ

界面活性剤を詳しく知りたい!分類と特徴をまとめてみました

界面活性剤を詳しく知りたい!分類と特徴をまとめてみました

2019年5月7日

①天然界面活性剤

最も代表的なものは【レシチン】です。
マヨネーズが一番わかりやすいと思います。
卵黄に含まれる【レシチン】が界面活性剤の役割をするために、お酢と油などが綺麗に混ざり合いマヨネーズになるのです。
他には、ヘチマなどに含まれる【サポニン】や牛乳などの乳製品に含まれる【ガゼイン】なども天然界面活性剤になります。

そして、「脂肪酸ナトリウム」や「脂肪酸カリウム」という成分表示のあるものが、「石けん」と呼ばれるもので「天然界面活性剤」の仲間です。(純石けん分、石けん素地と表示されている場合もある)
*石鹸は化学反応が起きてできるものなので合成界面活性剤と分類する事もできます。

②合成界面活性剤

石油や植物などを原料に人工的に作られる合成界面活性剤は、2000~3000種類あると言われていて、台所用洗剤・洗濯洗剤・シャンプーやトリートメントやボディーソープなどの様々な日用品・化粧品、さらには食品にも使われています。

もちろんその中でも、刺激が強いものや弱いものなど、安全性が高いものから、そうでないものまで、それぞれ様々な特徴をもっています。

 

主な用途

【洗浄・起泡】

イメージとしては、【洗浄する】というのが一般的だと思います。

〈例えば〉

シャンプーで説明すると水と油を混ぜ合わせる性質を利用して、水だけでは落とせないワックスやヘアスプレー、皮脂などを包み込んではがしやすくし、汚れを落とすということです。

【乳化・保湿】

食品や医薬品、化粧品では乳化剤という目的でよく使われます。

 

〈例えば〉

ドレッシングでは、使う前によく振って混ぜ合わせてからサラダなどにかけると思います。これは一時的にお酢と油を混ぜる為に行いますが、少し時間が経つと分離して戻ってしまいます。
この現象を、界面活性剤の性質を利用することで、水と油が混ざり合い長時間維持してくれるのです。
食品だけでなく医薬品や化粧品などでも、クリーム状になっているものがこの性質を利用したものなのです。

界面活性剤の歴史

界面活性剤の歴史として、一番古いものは石けんで、昔に遊牧民が薪をくべて羊の肉を焼いたところ、羊の油がアルカリである灰の上にたれて、そこに石けんができたことが起源だといわれています。それから、洗浄剤として石けんが一般的に使われてきました。

 

まとめ

界面活性剤には【天然界面活性剤】【合成界面活性剤】があり、水と油を混ぜ合わせる性質があるという事。
食品や日用品、美容や医療など私たちの日常生活には欠かせないものです。
しかし、様々な種類があり、それぞれメリット・デメリットがあるからこそ、自分達でしっかりと見極めて使うことが大切です。

特に、洗顔や、シャンプーなど体に使う時には、自分の肌に合った洗浄成分を選ぶように気をつけましょう。

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