シャンプーやトリートメントの防腐剤の種類と安全性について

シャンプーやトリートメントの防腐剤の種類と安全性について

シャンプーやトリートメントに使われる防腐剤、、、パラベンフリーや防腐剤無添加の商品を選んでいる方も多いですよね?
防腐剤は本当に悪なのか?
防腐剤を入れるメリット、デメリット、防腐剤の種類など色々まとめてみました。
安全性が高い防腐剤を見極め、自分に合ったシャンプー選びに生かしていただけたらと思います。

 

1.防腐剤が必要な理由(メリット)

防腐剤のもっとも重要な役割は、「品質の安定」です。
シャンプーは、高温多湿という一番最近が繁殖しやすい環境で使用、保管されます。
すぐに使いきるのであれば防腐剤無しでも問題ありませんが、1か月くらいは使いますよね?
細菌が繁殖し、成分が劣化したシャンプーを使用すると頭皮で雑菌が繁殖し、かゆみや炎症が発生する恐れがあります。

最悪抜け毛などにもつながる危険性があるので、品質の安定を保つには、何かしらの防腐対策は必要だと思っています。

2.防腐剤が髪に与える影響(デメリット)

もっとも大きいのは肌への刺激です。
防腐剤には殺菌効果があるので、確実に肌への刺激はあります。
成分の直接的な刺激だけではなく、頭皮の常在菌を殺してしまう事で、バリア機能が壊れてしまい頭皮環境の悪化や湿疹など様々な問題を起こしかねないリスクがあると言われています。
もっとも有名な「パラベン」という成分で、発がん性や経皮毒など様々な問題が指摘されて、防腐剤への危険性の認識を持った方も多いと思います。
様々な種類の防腐剤があるので、少しでも安全なものを選ぶ事が重要だと思います。

3.安全性の高い防腐剤を選ぼう

防腐剤にもいろいろな種類があって、大きく分けると「石油系・合成防腐剤」「天然由来の防腐剤」と2種類に分類できます。
石油系・合成防腐剤は安定しやす殺菌効果も強く長期保存に適していますが、肌に対して負担が大きいという特徴があります。
天然由来の防腐剤は、セージやローズマリー、ティーツリーなど殺菌効果が高い植物エキスを配合し防腐剤として使用しているものです。殺菌効果は弱いですが、その植物が持つ肌荒れ防止効果などプラスの効果があるという特徴があります。
個人的には最低限の防腐効果は必要だと考えているので、、、
シャンプーでは、まず一番重要な洗浄成分を見て、防腐剤は安全性が高いものであればバランス見て選ぶのが良いと思います。

石油系・合成防腐剤

パラベン

パラオキシ安息香酸エステルが正式名称の成分です。
パラベンは、化粧品だけでなく、医薬品や食品などに防腐剤として使用されています。
防腐剤の中でも広い範囲の微生物に対して抗菌力があり、ポピュラーな成分として幅広い分野で活用されています。
主に「メチルパラベン」「エチルパラベン」「プロピルパラベン」「ブチルパラベン」の4種がありますが、それぞれ抗菌力と刺激性が異なります。
「プロピルパラベン」「ブチルパラベン」は刺激性が強く、特に「ブチルパラベン」は発がん性がある環境ホルモンの可能性があると言われているので、避けた方がよい成分です。

安息香酸ナトリウム

安息香酸Naは、水に溶けやすい防腐剤なので、たまに使われているシャンプーがありますが毒性が強いとされています。

経口摂取でなければ危険性は低いと言われていますが、避けた方が良い防腐剤です。

メチルパラベン

パラベンの一種で、水に溶けやすいという特徴があります。
肌への刺激が最も少ないかわりに殺菌力が弱く、殺菌できない微生物や菌もあるため、多くの場合はエチルパラベンやフェノキシエタノールなどとセットで使われる事が多い防腐剤です。

エチルパラベン

パラベンの一種で粉末状の成分で油溶性という特徴があります。
広範囲の微生物に対する殺菌力をもっています。メチルパラベンとセットで使われる事が多い防腐剤です。

フェノキシエタノール

フェノキシエタノールは、最近ではさまざまな化粧品の防腐剤として配合されることが増えてきた成分です。
パラベンのイメージが悪くなり、パラベンの代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多く、フェノキシエタノールは低い使用量でも防腐効果を発揮できるように進化したことが挙げられます。

★もしパラベンで刺激を感じたら『フェノキシエタノール』が配合されているものを選んでください。

ソルビン酸K

スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、洗浄製品など幅広い製品に防腐および防腐補助として使用されています。

メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン

単一では使用されずに、チアゾリノン系防腐剤として使用されいてる防腐剤です。

天然系防腐剤

ローズマリーエキス

ローズマリーの花から抽出して取れるエキス。
有効成分には、精油やフラボノイド、タンニン、ロズマリン酸などの有効成分を含みます。

防腐以外の効果:肌あれにきび改善・老化防止・フケ予防

セージエキス

植物のセージ(サルビア)の全草から抽出されるエキス。
フラボノイド、タンニン、サポニンなどの有効成分を含みます。

防腐以外の効果:毛穴を引き締める・肌荒れを防ぐ・血行促進

ティーツリーオイル

ティーツリーの葉から得られる精油。
モノテルペン、テルペンアルコール及びセスキテルペンなどの有効成分を含みます。

防腐以外の効果:肌の炎症を抑える・血行促進作用

カワラヨモギエキス

カワラヨモギ(インチンコウ)の頭花から抽出されたエキスです。

フラボノイド・タンニン・精油成分(β-ピネン、カピレン等)などの有効成分を含みます。

防腐以外の効果:肌の炎症を抑える・血行促進作用

チョウジエキス

チョウジのつぼみから抽出されるエキス。
オイゲノール、ガロタンニン、アセチルオイゲノールなどの有効成分を含みます。

防腐以外の効果:育毛効果・ 

サリックスニグラ樹皮エキス

クロヤナギ(ヤナギ科の落葉低木)の樹皮から抽出されるエキスです。

天然のサリチル酸を含みます。

 

防腐以外の効果:肌を正常に保つ・日焼けを防ぐ・肌を清浄に保つ

マンダリンオレンジ果皮エキス

マンダリンオレンジの果実の皮から抽出されるエキス。
リモネン、フラボン配糖体のヘスペリジン、ナリンギン、ノビレチン、シネフリン、クエン酸、ペクチンなどの有効成分を含みます。

防腐以外の効果:皮膚コンディショニング作用・保湿作用

※類似成分に「ビターオレンジ果皮エキス」「オレンジ果皮エキス」もありこちらも防腐目的で配合される事があります。

カミツレエキス

植物のカモミールの花などから抽出されるエキス。
フラボノイド、α-ビサボロール、カマズレン、アピゲニンなどの有効成分を含みます。

防腐以外の効果:肌の炎症を抑える・美白効果

まとめ

防腐剤のもっとも重要な役割は、「品質の安定」です。
シャンプーやトリートメントはお風呂場という、高温多湿という一番最近が繁殖しやすい環境で使用される為、細菌の繁殖や成分が劣化を防ぐためにもある程度は必要な成分です。
防腐剤には、合成の強いものから、天然の防腐剤まで幅広くあります。
肌が敏感な方はパラベン系の強い防腐剤は避けた方がよいかも知れません。

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