実は簡単だった!?「正しいシャンプーの選び方」

正しいシャンプーの選び方

「自分に合ったシャンプーを選べていますか?」
おそらく自信を持って「選べている」という方は少ないのではないでしょうか?
以前、美容師をやっていた事もあり、色々な髪質、頭皮環境の方と接してきました。
「今使っているシャンプーが自分にあっているか分からない、、、」
「種類が多すぎてどのシャンプーを使ったらいいか分からない、、、」
皆さんこんな悩みを持っていました。
シャンプーを選ぶとき、洗い上がりの感触や香り、価格など、判断するポイントは色々あると思うのですが、シャンプーの役割はあくまでも「髪と頭皮を洗う」ことです。

ここでは、私がおすすめするシャンプーの見極め方と選ぶ時のポイントを紹介するので、皆さんのシャンプー選びの参考にしていただけたら嬉しいです!

 

1.シャンプー選びのポイント!

  • 「洗浄成分」で選ぶ!
  • 「シリコンかノンシリコン」で選ぶ!
  • 「補修・美髪成分」で選ぶ!
  • 「防腐剤」で選ぶ!
  • 「香料」で選ぶ!

「いっぱいポイントがあって、、やはり選べないのでは?」

と思う方もいるかも知れませんが、そんなに難しい事ではありません。

ポイントごとに分かりやすく説明頑張るので読んでみてください。

シャンプに含まれる成分が分かるようになるとより楽しくシャンプー選びができるようになると思います♪

2.そもそもシャンプーって?

シャンプーにはどんな成分が含まれているか知っていますか?

一般シャンプーの成分比率

もちろんすべてのシャンプーにこのような成分が含まれているわけではありませんが、ほとんどのシャンプーはこのような成分比率で作られています。



≪シャンプーの成分構成と役割≫

□水:50%程度
⇒シャンプーのベースとなる成分

□洗浄成分(界面活性剤):30%程度
⇒頭皮や頭髪の汚れを洗い流す成分

□コンディショニング成分5%
⇒シリコンなど、洗い上がりの質感をアップさせる成分

□補修成分5%程度
⇒髪の内側から補修する成分

□その他成分 10%程度
⇒防腐剤、香料など

 

3.まずは「洗浄成分」でシャンプーを選びましょう

アミノ酸系シャンプーや、石けん系シャンプーなど、聞いたことありますか?これらは全て洗浄成分の種類によって分類されているんです。
やはりシャンプーは洗浄成分が重要!といえますね。

洗浄力が強い成分で洗ってしまうと、頭皮が荒れてしまったり、、、

洗浄力が弱い成分だと頭皮の汚れが落ちにくく、逆に頭皮環境が悪化する原因にもなってしまいます。

まずシャンプーは洗浄成分の種類によって大きく3つに分類されます。
それぞれの特徴をまとめてみました

自分に合った洗浄成分を探してみてくださいね。

「高級アルコール系・石油系」シャンプー

洗浄成分に「石油系界面活性剤」を使用したシャンプー。

一般的に、コンビニや薬局などで販売されているシャンプーの多くがこの分類になります。
低価格で洗浄力が強い反面、髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。

〈見分け方〉

〇〇硫酸など以下のような成分が書いてあったら高級アルコール系シャンプーです。

〈代表的な成分〉

「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」「ラウレス塩酸アンモニウム」「ラウリル硫酸塩」など

〇メリット〇

・低価格で販売されています。
・洗浄力が強く、泡立ちも良く感じられるものが多いです。

 

▼デメリット▼

・洗浄力が強い為、頭皮への刺激も強く、洗い上がりの頭皮が乾燥しやすくなります。
・敏感肌の方は頭皮が荒れてしまうこともありえます。

 

こんな方におすすめ
  • 肌が強い(頭皮が健康)人
  • ワックスなどスタイリング剤を多く使っている人
  • たっぷりの泡で洗いたい人
  • 低価格でシャンプーを使いたい人

「アミノ酸系」シャンプー

洗浄成分に「アミノ酸系界面活性剤」を使用したシャンプー。
適度な洗浄力と高い保湿力が特徴です。
髪の毛はアミノ酸(たんぱく質)からできているので、ダメージヘアをケアしながら洗えます。

 

〈見分け方〉

水の次の5つ程の成分に、「ココイル・・・」や「ラウロイル・・・」という表記があればアミノ酸シャンプーと判断して良いと思います。

多くの場合「アミノ酸系シャンプー」などとパッケージに書いている事が多いと思いますので、表示も気にしてみると良いかも知れません。

 

*アミノ酸系洗浄成分の他にラウリル硫酸・ラウレス硫酸・スルホン酸などの高級アルコール系洗浄剤が使われている場合があります。
この場合は「アミノ酸シャンプー」ではなく「アミノ酸配合シャンプー」になるので、注意してください。

 

〈代表的な成分〉

「ココイルグルタミン酸」「ココイルアラニン」「ラウロイルメチルアラニンNa」など

 

〇メリット〇

・肌と同じ弱酸性で髪と頭皮にやさしい。

・適度な洗浄力で汚れだけを落とし、潤いは残してくれる。

 

▼デメリット▼

・洗浄力が弱い為、スタイリング剤を使っている場合、汚れを落としきれない可能性があります。
・高価な成分の為、シャンプーの値段も高いです。

 

こんな方におすすめ
  • 敏感肌で、頭皮が荒れてしまう事がある人
  • スタイリング剤などはあまり使わない人

「石けん系」シャンプー

石けん系洗浄成分が主成分のシャンプー。

洗浄力が強いため、皮脂を落とすのには最適で、安全性も高いです。

その反面、洗い上がりが他の界面活性剤と比べキシみやすいという特徴があります。

 

〈見分け方〉

商品の裏に表示されている成分表の初めのほうに、石けん素地(カリ石けん素地)、石けん分(純石けん分)、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、と表記されているのであれば、石けんシャンプーになります。

 

〈代表的な成分〉

けん素地(カリ石けん素地)、石けん分(純石けん分)、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム

 

〇メリット〇

・洗浄力が強いため、皮脂を落とすには最適な界面活性剤なので、脂性肌の方にはオススメです
・洗い上りがさっぱりする
・安価なものが多い
・安全性が高い
・抜け毛や薄毛が改善できる
・頭皮の臭い対策にもなる

 

▼デメリット▼

・洗浄力が強すぎるため、過剰に皮脂を取ってしまう
・洗い上がりがゴワつきやすく、きしみやすい
・洗浄力が高すぎて、カラー(髪の色染め)が退色しやすい
・フケが出やすくなる場合もある
・アルカリ性なので、お肌が弱い方の使用は避けた方が良いでしょう
・石けんカスが残りやすい
・慣れるまでに数か月はかかる
・石けんカスなどの残留で臭いがでることも

 

こんな方におすすめ
  • 頭皮が脂っぽい人
  • 抜け毛や薄毛が気になる人
  • カラーやパーマをしていない人
石けん・石けんシャンプーについて

石けん・石けんシャンプーについて

2019年4月27日

4.「シリコンシャンプー」「ノンシリコンシャンプー」で選ぶ!

シャンプー選びの次のポイントですが、「シリコン」です。

最近では「ノンシリコン」をウリにしているシャンプーも多く発売されるようになり、「シリコンは髪、頭皮に良くない」という情報も沢山あります。

ただ、一方で、「シリコンは安全で頭皮への悪影響も無い」という反論もあります。

とにかく、調べれば調べるほど、答えが分からなくなる「シリコン論争」、、

元美容師の私個人としては、「髪の毛の補修や、質感向上はトリートメントの役割なので、シャンプーはノンシリコンがオススメ、、、」だと考えています。

詳しい記事は別にまとめようと思っているので、ここではポイントだけ説明しますね。

まず、成分の見分け方から説明しますね!

〈見分け方〉

シリコンには共通する成分名があります。

「メチコン」「シロキ」「シリル」「シラン」を含む成分があったらシリコンシャンプーだと考えて問題ないです。

最近はノンシリコンシャンプーのパッケージにはノンシリコンと記載してある事が多いので、ノンシリコンシャンプーを選ぶ時はパッケージやHPを見てみるのも良いと思います。

 

〈代表的な成分〉

(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー、 PEG/PPG-19/19 ジメチコン、アミノエチルアミノプロピルジメチコン、シクロヘキサシロキサン、ジメチコン、ジメチコンクロスポリマー、トリシロキサン、ポリシリコーン-13、ラウリル PEG/PPG-18/18 メチコン

 

「シリコンシャンプー」のメリット、デメリット

〇シリコンシャンプーの良い点〇

・髪のキューティクル(ツヤ)を維持する
・髪の毛のきしみを防ぐ
・髪のボリュームを抑える
・ドライヤーの熱から髪を守る

▼シリコンシャンプーの悪い点▼

・毛穴が詰まりやすい※頭皮に付着した場合
・パーマ、カラーがかかりにくい
・ヘアケア成分・栄養素が浸透しづらい

 

こんな方におすすめ
  • 髪の見た目、仕上がりを重視したい方
  • 髪の毛が長い方
  • カラーリング等で髪の毛が痛みまとまりにくい方

「ノンシリコンシャンプー」のメリット、デメリット

〇ノンシリコンシャンプーのメリット〇

・頭皮にやさしく毛穴が詰まらない
・パーマ、カラーがかかりやすくなる
・ヘアケア成分(トリートメント成分)がスムーズに浸透する

 

▼ノンシリコンシャンプーのデメリット▼

・髪がきしむ、手触りが悪くなる
・ドライヤーやヘアアイロンの熱に弱い

こんな方におすすめ
  • 頭皮の健康を重視したい方
  • 髪の毛の傷みが少ない方
  • 髪の毛が細く、ボリュームを出したい方

5.「補修・保湿成分」で選ぶ!

シャンプーには洗浄成分、シリコンの他、髪を補修したり、保湿効果など頭皮ケアに有効な成分を配合しています。
天然成分〇〇種配合などとうたっているシャンプー沢山ありますよね?
商品によって、多種多様な成分が入っているので、どんな成分がどのような効果があるのか?
あくまで「プラスアルファの効果がある成分」として、シャンプー選びの参考にしてくださいね。

ダメージが気になる人は補修成分配合シャンプー

流行りの補修成分「PPT」の効果

PPTは、簡単に説明すると「タンパク質を細かくした成分」で、髪と同じ「タンパク質」なので、髪を補修したり疑似キューティクルの役割をしてくれたりと、髪のコンディションを良くしてくれる成分です。
成分の表記は「加水分解○○」などと表記されています。
タンパク質を加水分解して作る為、最初の原料となる由来タンパク質によって効果が変わるのが特徴です。
主なPPTの効果をまとめてみました!

 

PPTの種類効果
加水分解コラーゲン保湿効果が高く、柔軟性を与える
加水分解ケラチンハリコシを出す
加水分解シルク保湿効果が高く、被膜性に優れキューティクルを保護し、なめらかにする
加水分解エンドウタンパク手触りを良くし、ハリを与える
加水分解コメタンパク髪をつるつるにし、なめらかにする

このように、PPTの種類によって、髪への効果も違います!
洗浄成分で選んだ後は、自分の髪の悩みに合ったPPTが配合されているシャンプーを選んでみるもの良いかも知れません。

※PPTに関する詳しい説明はこちらの記事を読んでみてくださいね

【毛髪サイエンス】髪のダメージ補修!今話題のPPTで髪質改善!?

【毛髪サイエンス】髪のダメージ補修!今話題のPPTで髪質改善!?

2019年4月8日

補修成分「ケラチン」の効果

ケラチンとはアミノ酸の一種で、角質組織を作っているタンパク質です。
髪の毛はこの「ケラチン」が大半を占めています。
ケラチンを髪に補給することで、コシやハリのある弾力ある髪になれる、潤いのあるツヤやかな髪になれるという効果があります。

補修成分「ペリセア」の効果

※表示名称は「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」です!

旭化成が開発したぺリセアはすばやい浸透性と、高い持続性が特徴の新補修成分です。
毛髪補修効果に優れており、素早く髪に浸透して長く持続します。
キューティクルが浮いてしまうのを防いだり、髪の保水力をアップさせる効果があります。
極度に傷んだ毛髪にも短時間で浸透しダメージをケアすることができると言われています。

頭皮環境が気になる人は保湿成分配合シャンプー

保湿成分「天然オイル」の効果

天然オイルは昔から髪に直接塗ったりなど、髪との相性がとても良いです。
私もオイルパックで使用する事もあるくらい大好きな天然オイルです。
オイルによって、保湿プラスアルファの効果があるのも素敵ですよね!
ここでは代表的なオイルと保湿以外に期待が持てる効果をまとめてみました。

 

オイルの種類保湿以外の主な効果
アルガンオイル老化防止・抗炎症・日焼け防止
オリーブオイル抗炎症・皮膚軟化・抗炎症
ココナッツオイル皮膚軟化・白髪予防・育毛・発毛・免疫力アップ
マカダミアナッツオイル老化防止・抗酸化
ククイナッツオイル老化防止・抗炎症・日焼け防止
ホホバオイル皮脂バランス調整・皮膚軟化・老化防止・日焼け防止
シアバター(シア脂)抗酸化・老化防止・抗炎症・日焼け防止
アボガドオイル抗炎症・皮膚軟化、保護・老化防止・育毛

保湿や髪の保護の役割を果たす成分は、オイル以外にも沢山あります。

例えばハチミツは保湿作用がある上に、抗菌作用で頭皮トラブルから守ってくれます。

「美髪成分」のカテゴリーで色々なオイルの記事を書いてあるので、詳しく知りたい方は読んでみてくださいね!

頭皮環境改善!「天然エキス」の効果

シャンプーには、〇〇エキスといった成分が含まれているものも多いですよね?
こちらも種類が本当に沢山あるので、全てに当てはまるわけではありませんが、主に「頭皮環境の改善」を目的に配合されています。
配合量はかなり少ない成分にはなると思いますが、色々な成分を組み合わせる事で、効果が出てくるものだと考えてください。
頭皮が敏感な方や、乾燥気味の方はエキスが多めに配合されているシャンプーを選んでみるのも良いかも知れません。
私も気になるエキスあどあれば今後紹介していきたいと思っています。
※エキスの中には、「ローズマリーエキス」「セージエキス」など、防腐目的で配合されているものもあります。

6.「防腐剤」で選ぶ!

防腐剤はシャンプーにも必要な成分です。
個人的には最低限の防腐効果は必要だと考えているので、、、シャンプーでは、まず一番重要な洗浄成分を見て、防腐剤は安全性が高いものであればバランス見て選ぶのが良いと思います。
防腐剤は、大きく分けると「石油系・合成防腐剤」と「天然由来の防腐剤」2種類あります。
もっとも刺激が低く安全な防腐剤は「天然系防腐剤」なので、防腐剤に敏感な方は「パラベンフリー」や「防腐剤不使用」と書いてある商品を選ぶようにしてください。

刺激が強い防腐剤

パラベン

プロピルパラベン

ブチルパラベン

安息香酸ナトリウム(安息香酸na )

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2019年4月4日

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